1. はじめに
「人の目が怖い」「どう思われているか気になってしまう」――。
もし、あなたがそんな気持ちで毎日を過ごしているのなら、きっととても疲れてしまいますよね。
私も、30年以上ずっと同じ悩みを抱えて生きてきました。
人前で話そうとすると声が震える。笑顔でいるけれど、心の中は不安でいっぱい。
「こんな自分じゃダメだ」と思えば思うほど、ますます自分を出せなくなっていったのです。
今日は、そんな私が見つけた「小さな突破口」についてお話ししたいと思います。
2. 子どもの頃から続いていた「人の目が怖い」感覚
私が「人の目が怖い」と感じるようになったのは、小さな頃からでした。
集団の中で輪に入るのが苦手で、みんなと同じことができない。
そのたびに「私って、どこか人と違う…」と感じていました。
さらに、家庭でも「いい子でいなきゃ」「親の期待に応えなきゃ」と無意識に思い込み、
気づけば、自分の気持ちより「周りにどう見られるか」を優先して生きるようになっていたのです。
その結果、人前で発表するだけで顔が真っ赤になったり、
友達ともうまく打ち解けられなかったり…。
「人の目が怖い」という感覚は、大人になっても消えることはありませんでした。
3. 大人になっても変わらなかった苦しさ
社会人になってからも、人間関係の悩みは続きました。
特に印象に残っているのは、システム開発の仕事をしていたときのこと。
ずっと憧れていた仕事だったのに、価値観がまったく合わない上司に出会い、
どんなに頑張っても認めてもらえず、理不尽に責められる毎日。
「もっとちゃんとしなきゃ」
「失敗してはいけない」
そう思うほど、仕事もうまくいかず、人間関係への不信感はピークに達しました。
どんなに頭で考えても解決できず、ただただ自分を責める日々。
「私はこのままずっと人の目を気にして生きていくしかないのかな…」
そんなふうに思っていました。
4. 小さな突破口との出会い
そんなとき、偶然出会ったのが「感情にアプローチする方法」でした。
それは「量子感情エネルギー変換メソッド」という、感情の奥にあるエネルギーに働きかけるカウンセリング法。
最初は正直、半信半疑でした。
けれど、自分の中でずっとフタをしていた感情を少しずつ言葉にしてみると、不思議と心がスーッと軽くなっていったのです。
「あ、私でも変われるかもしれない」
そう思えたことが、私にとっての小さな突破口でした。
5. 実際に私が効果を感じた小さな習慣
突破口を見つけてから、私は少しずつ行動を変えていきました。
- 自分の感情を否定せずに「私は今、緊張してるんだな」と言葉にしてみる
- 「失敗してもいいよ」と自分に小さく声をかける
- 人と比べるより「昨日の自分」と比べてみる
たったこれだけのことでも、続けるうちに心がラクになっていきました。
「人の目が怖い」ことが完全になくなるわけではありません。
でも、「怖くても大丈夫」と思えるだけで、行動できる幅は確実に広がっていきます。
6. 今だから言えること
振り返ってみると、私はずっと「人の目が怖い自分」をダメだと思っていました。
でも今は、そうじゃないと感じています。
むしろ、人の目を気にするのは「人を大切に思える」からこそ。
優しさの裏返しだったんです。
大事なのは、その優しさを「自分にも向ける」こと。
恐れを少しずつ超えていくと、心はどんどん自由になっていきます。
7. おわりに
もしあなたが今、「人の目が怖い」と苦しんでいるなら、
その気持ちを消そうとしなくても大丈夫です。
私のミッションは――
「恐れを超えて、心を自由に。」
少しずつでも、自分らしい言葉や笑顔を取り戻せるように、
私はこれからも、同じように悩んできた方のサポートを続けていきます。
あなたにも必ず、突破口は見つかります。
どうか、あきらめずにいてくださいね。